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仏 教 聖 典
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法輪について 法輪とは梵語(サンスクリット)のダルマ・チャクラDharma-cakra の漢訳で、車の輪が回り続けるように、未来に向かって永遠に弘められていく仏の教え、すなわち仏法を象徴しています。八つの放射状の輻[や]は、仏教の最も重要な実践徳目である「八正道」(正しいものの見方、正しいものの考え方、正しいことば、正しい行い、正しい生活、正しい努力、正しい念[おも]い、正しい心の統一)を表わしたもので、仏像がつくられる以前の時代には、この法輪が仏教における礼拝の対象として拝まれ、現在では仏教徒共通のシンボルとして国際的に用いられています。 |
仏[ほとけ]の智慧[ちえ]は海のごとく広大にして、仏の心は大慈悲なり。仏は姿なくして妙[たえ]なる姿を示し、身をもって教えを説かれた。
この本は二千五百余年の間、国を超え民族を超えて保ち続けられた五千余巻の仏の教えの精髄である。
ここには仏の言葉が凝縮されており人びとの生活と心の実際の場面に触れて、生きた解答を与えている。 |
法句経
怨みは怨みによって果たされず、忍を行じてのみ、よく怨みを解くことを得る。これ不変の真理なり。
(5)
わが愚かさを悲しむ人あり。この人すでに愚者にあらず。自らを知らずして、賢[かしこ]しと称するは愚中の愚なり。
(63)
戦場において、数千の敵に勝つよりも、自己に勝つものこそ、最上の戦士なり。
(103)
たとい百歳の寿命を得るも、無上の教えに会うことなくば、この教えに会いし人の、一日の生にも及ばず。
(115)
人に生まるるは難く、いま生命あるは有難く、世に仏あるは難く、仏の教えを聞くは有難し。 (182)
もろもろの悪をなさず、もろもろの善を行ない、おのれの心を浄[きよ]くす。これ諸仏の教えなり。
(183)
子たりとも、父たりとも、縁者たりとも、死に迫られしわれを、救うこと能わず。
(288)
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